朱鞠内湖
情報更新日:2020.09.07
日本一の人造湖、極寒の地
日本一の人造湖、極寒の地
「朱鞠内湖」は、1943年(昭和18年)雨竜ダム建設に伴って作られたダム湖で、表面積は東京ドーム約507個分の広さにも及び、人造湖として日本一の広さを誇り、周囲は40km、水深40mとなっています。
1974年(昭和49年)に道立自然公園に指定された朱鞠内湖一帯は、自然保護上に厳しく規制されており、今もなお自然の原型を保ち続けています。大小13の島々が浮かび、春の満水期、夏の渇水期、秋の紅葉に染められた湖畔、冬の凍てつく湖面、四季折々の顔を見せます。
氷河による浸食された入り組んだ北欧地形を思わせる湖に多種の生物や鬱蒼とした原生林を育て、国内最大の淡水魚「イトウ」が生息しており、1メートル以上の10年越え物もあるから、釣り人に「幻の魚」と言われています。イトウの生息環境を保全するため、漁道の設置、禁漁の区域や時期の設定など、厳しく制限されています。
夏はキャンプ、冬はワカサギ釣り、毎年多く方が自然を楽しみに訪れます。
1978年2月幌加内町母子里では-41.2度の日本最低気温を記録しました。朱鞠内湖の南湖畔に「-41.2日本最寒の地」のモニュメントが設置されています。
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