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野付半島

観光所要時間 2時間程度

荒涼とした自然景観、野生動物、植物の群生地

荒涼とした自然景観、野生動物、植物の群生地

北海道東部の知床半島と根室半島の中間あたり、根室海峡に突き出た弧を描くような細長い半島であり、日本最大の砂嘴です。豊かな自然環境で野生動植物を育み、2005年にラムサール条約湿地の登録に認定されました。「この世の果て」とも言われ、立ち枯れたトドマツとミズナラという独特な景観が印象的です。また、シベリアからの渡り鳥が羽を休める中継地として、白鳥、雁、カモを間近に観察ができ、バードウォッチングの名所として知られています。エゾ鹿、キタキツネ等の動物も自然豊かな野付半島に住み着いています。

海水の浸食、地盤沈下により織りなす独特なトドワラは、風化、滅失が進んでいます。地球温暖化により数十年後貴重な湿地である野付半島の砂嘴も消滅すると専門家に予想されます。


  • トドワラ:トドマツの原っぱからきた地名です。野付半島内には江戸時代の中頃まで、トドマツ、エゾマツ、カシワ等の樹種から成る原生林がありました。しかし年々半島周辺が地盤が沈下し、それに伴い海水が浸入、立ち枯れの森となりました。その枯れ木群は根の支えがなくなり、風化によって滅失が進んでいます。ネイチャーセンターから片道約1.3キロ(徒歩30分)の遊歩道が整備されており、季節ごとの原生植物の花々が楽しめます。
  • 氷平線:野付半島の内側の野付湾は「海」ですが、厳冬期になると一面凍ってしまいます。(1~3中旬頃)湾内の海水が凍っているから、平らで広大な白い平原が現れるのです。また砂嘴である野付半島には山がなく、氷原の果て際に空が広がり格別な景観が生み出されます。
  • 打瀬舟:野付半島伝統的漁法『打瀬網漁業』に用いられる船のことです。この漁は風の力を利用して底引き網を引く方法です。水深0~5mの浅い野付湾で、ホッカイシマエビの生息地であるアマモを傷つけずに漁を行うために使われています。6月中旬から7月中旬、10月から11月の限られた期間のみ操業しています。

  • 冬期間は極寒なので、厚手のダウンジャケット、ヒートテックの保温素材の肌着、冬用のブーツに手袋、マフラーなどの防寒対策は必要です。参考:一月の平均気温-7.2℃(最低気温-14.5℃)

  • 氷平線ウォーク:野付半島ネイチャーセンターから、スノーシューをはいて、トドワラ(立ち枯れたトドマツが残る場所)を目指す約2時間の氷原散策。ネイチャーガイド付き、スノーシュー代込み(大人3500円)
  • 氷平線ソリツアー:スノーモービルで引くソリに乗って氷平線を駆け抜けるツアー。約40分(大人3000円)

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野付半島 基本情報

野付半島 基本情報

(※掲載されている情報については2020年12月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

トイレ売店駐車場Wi-Fi授乳室
 所在地北海道野付郡別海町野付
営業時間
  • 野付半島は24時間開放
  • 野付半島ネイチャーセンターの営業時間

4~9月 9:00~17:00
10~3月 9:00~16:00

定休日

野付半島ネイチャーセンター営業期間中無休、年末年始休み

入場料金
  • 入館無料
  • ネイチャーツアーの参加、遊覧船の乗船、トラクターバスの体験など、ネイチャーセンターにお問合せ下さい。
駐車場野付半島ネイチャーセンターに無料駐車場有り
電話番号

野付半島ネイチャーセンター:0153-82-1270

URL

野付半島ネイチャーセンター

トイレ野付半島ネイチャーセンター内外にトイレ有り
Wi-Fi
売店野付半島ネイチャーセンター内に売店、食事処(夏のみ)有り
授乳室無し
備考
  • 冬期間の野付半島の氷平線は一見広がっている雪原ですが、凍った海面で出来た大地なので、氷が厚いところもあれば、薄いところもあります。特に凍り始めた1月や気温が上がる3月は、危険なところはあちこちにあります。勝手に歩くのは危険です。安全な場所を誘導するガイドツアーに参加してください。
  • 野付半島ネイチャーセンターへのバスは夏期のみの運行になります。冬期は事前予約制バス「ひがし北海道エクスプレスバス」をご利用ください。

バリアフリー情報

バリアフリー情報

 バリアフリー
  • ネイチャーセンターの入り口にスロープ有り、身障者用トイレ有り