洞爺湖

北海道の南西に位置し、洞爺湖町と壮瞥町にまたがる湖です。約11万年前の大噴火によってできたカルデラ湖であり、面積としては日本で9番目、カルテラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで3番目の大きさです。支笏湖洞爺国立公園に含まれ、地質的な貴重な自然景観の面から洞爺湖有珠山ジオパークとして、「日本ジオパーク」、「世界ジオパーク」にも登録されています。洞爺湖はほぼ円形の湖で、南東の有珠山・昭和新山、南畔の洞爺湖温泉などがあり、北海道有数の観光地となっており、2008年行われたG8サミットの開催地として世界にも知られています。

湖の中央に浮かぶ4つの島があり、これは約5万年前の噴火により形成された溶岩ドームと火砕の集まりです。洞爺湖近辺は火山活動が活発している地域であり、20世紀だけでも4回（1910年、1944～45年、1977～78年、2000年）の噴火を起こしました。昭和新山、有珠山の山頂付近や麓では、くり返される噴火によってできたいくつの噴火口は今でも噴煙が上がっているので、間近に火山の迫力を感じられます。

洞爺湖一周のサイクリング、火山巡りのフッドパス、「洞爺湖畔園地」でのカヌー、ボートなどの水上スポーツ、湖畔での乗馬等、自然なの中様々なアクティビティ体験ができます。